広島・坂倉、来季は勝てる捕手に!攻守にわたって接戦ものにする

 広島の坂倉将吾捕手(22)が来季は攻守にわたって接戦をものにすることを目標のひとつに掲げた。今季は自己最多となる81試合に出場。打率・287、3本塁打、26打点の成績を残し、2番手捕手の座を確立した。次期司令塔候補が充実したオフを過ごし、名実ともに勝てる捕手を目指していく。

 今季得た収穫を次へ生かしていく。以前から理想像として掲げる勝てる捕手になるため-。坂倉が来季は攻守に渡って接戦をモノにすることを誓った。「点を取れるときに取れば勝つ確率も上がると思う」と力を込めた。

 今年は自己最多の81試合に出場し、打率・287、3本塁打、26打点の成績を残した。昨年は主に代打と外野での起用だったため、捕手としての出場はわずか3試合。そこから飛躍し、2020年シーズンはプロ初のスタメンマスクをかぶるなど、捕手では会沢に次ぐ55試合に出場した。

 しかし、チームは2年連続のBクラスとなり、防御率はリーグ5位の4・06。1点差ゲームは9勝13敗、延長戦は2勝2敗12分け。接戦で競り負ける試合が多かった。

 契約更改の際には「1球の重みをすごく感じた」と1勝することの難しさをより実感。捕手としてチームを勝利へ導く責任感がさらに強まったという。

 秋季練習ではチーム方針として逆方向を意識した打撃練習を行った。「また新たな事に取り組んでいきたい。守備面も向上できるように」とオフのテーマを挙げた。「(接戦を)勝ち切れれば、自信になると思う」。来季5年目を迎える若鯉が、正捕手奪取へ実りあるオフを過ごす。

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