広島・西川、全試合で戦力に「けがとの戦いの一年」…来季に悔しさぶつける 

 広島・西川龍馬内野手(25)が3日、マツダスタジアムで契約更改に臨み、500万減の6300万円でサインした。今季は76試合に出場し、打率・304、32打点、6本塁打の成績も、8月下旬のコンディション不良により約1カ月半の戦線離脱を余儀なくされた。2021年の目標はケガに泣いた悔しさをぶつける。(金額は推定)

 契約更改交渉に臨んだ西川は悔しい表情を浮かべながら言葉を紡いだ。「野球をやった感じがない。いいイメージが全くない。けがとの戦い。そんな一年だった」と今季を振り返った。

 開幕から中軸を任されたが、8月26日にコンディション不良のため、出場選手登録を抹消。約1カ月半、戦線を離脱した。

 復帰戦となった10月11日のヤクルト戦では猛打賞を記録するなどシーズン終盤に再び躍動。76試合に出場し、打率・304、32打点、6本塁打の成績を残したが、故障が響き、規定打席に到達できなかった。出場試合の減少が減額の要因となり、「数字を見たらしょうがない。来年取り返せるように頑張りたい」と巻き返しを誓う。

 11月11日には「右腓骨(ひこつ)筋腱腱鞘」の手術を受け、現在はリハビリを続けている。並行して上半身の強化に取り組むなど、来季の開幕には十分に間に合う見通し。「何とか開幕前には100%でできるようにしたい」と全快を約束した。

 「1年間戦力になっていられるように。最後に優勝して日本一になれれば」と力を込めた西川。来季6年目を迎える背番号63が主軸として、チームをV奪回へとけん引していく。

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