広島・小園 2軍最終戦で打率3割に乗せた「今季は悔しい思いばっかりだった」

 「ウエスタン、広島5-5中日」(1日、由宇球場)

 ウエスタン・リーグの今季最終戦が行われ、広島の小園海斗内野手(20)が3安打1打点と活躍した。これでリーグ最多の76安打を放ち、打率・305をマーク。アピールを続ける高卒2年目が1軍返り咲きを目指していく。チームは中日と引き分け、30勝42敗4分けの4位で全日程を終了した。

 ハツラツとした表情でプレーした。今季最終戦で3安打1打点と気を吐いた小園は「また、1軍に上がれるようにしていきたい」と今後を見据えた。

 初回に三塁への内野安打で出塁。六回には2死一、二塁から右前適時打。九回にも右翼線へ二塁打を放った。固め打ちで打率・305とし、「しっかりと捉えることができました」と振り返った。

 ルーキーイヤーの昨季は1軍で58試合に出場。4本塁打で球団の高卒新人記録を塗り替えるなど活躍したが、今季は2軍で8月前半まで打率1割台に低迷するなど不振にあえいだ。

 それでも10月11日・ヤクルト戦(マツダ)で今季初昇格を果たした。出場3試合、6打数無安打で再び2軍降格となったが、ウエスタンではリーグ最多の76安打をマーク。打率も3割台に乗せ、復調気配を示した。

 「最後に3割に持ってこられたのは成長につながった。今季は悔しい思いばっかりだったので、来年はレギュラーを獲れるようにしたい」と意気込んだ背番号51。来季を飛躍の3年目とすべく、アピールを続けていく。

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