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広島・森下、135球完投&V打!絶対、新人王獲る!!巨人・戸郷超え9勝目

 8回、勝ち越しの適時打を放ちガッツポーズをする森下 
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 「DeNA1-2広島」(24日、横浜スタジアム)

 新人王へ大前進だ!先発した広島・森下暢仁投手(23)が9回4安打1失点(自責点0)の完投勝利で今季9勝目。打っては八回に決勝適時打を放つなど、自ら大きな1勝を引き寄せた。球団新人では1997年・黒田博樹以来23年ぶりにセ・リーグ5球団から白星を挙げる快挙も達成。新人王を争う巨人・戸郷に一歩リードした背番号18が、目標に向けてひた走る。

 この一戦に己をささげていた。1-1の八回2死二塁。打席の森下は、平田の外角スライダーに手を伸ばしてバットの先で右前に運んだ。「とにかく、前に飛ばそうという気持ち。とにかく点が入って良かった」。勝利への執念を体現した殊勲の一打。本塁に生還した菊池涼が森下に拳を向けてたたえる。背番号18は一塁塁上で両手を高く上げ、満面の笑みで応えた。

 三塁ベンチは大盛り上がりで、スタンドからは拍手が注がれる。今季2度目の完投勝利に決勝適時打。新人王へ、何が何でも勝ちたかった試合で堂々の主役を演じ切った。八回の好機で代打を送られなかったのは、白星を付けさせたいという首脳陣の思い。見事に応えた右腕は「ホッとしています」と緊張の糸を緩めた。

 ピッチングでは三回に先制を許しても、崩れなかった。六回はロペスを投ゴロ併殺打に仕留めたはずが、リクエストで一塁判定がセーフに覆った。それでも集中力は途切れず、オースティンを低めのチェンジアップで空振り三振。四回から九回2死まで無安打投球。135球で9回を投げ抜き、球団新人では97年・黒田以来、23年ぶりにセ・リーグ5球団から白星をつかんだ。

 これで10月は4試合で3勝0敗。月間防御率は驚異の0・31だ。「勝てる試合を作れば防御率も付いてくるんじゃないかな、という考えなので。点を取られても最少失点で抑えることを意識して毎試合、やっています」。試合を作る使命を何より重視して、プロ1年目を過ごしてきた。味方に勝機を与え、失点しても傷口を最小限にとどめる。それを体現したマウンドだ。

 新人王争いで巨人・戸郷を白星で初めて上回り「自分が上回って(新人王を)取りたい気持ちがある。とにかくあと1勝したい気持ちもある」と2桁勝利にも意欲を示した。

 佐々岡監督も「本当に素晴らしいとしか言いようがない」と最敬礼。予想される残り試合の登板は2試合。「ここまで来たら(新人王を)捕まえないといけない」と森下。勲章を手中に収めるため、最後の力を振り絞る。

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