広島・林晃汰「うれしい」プロ初安打、記念のボールは和歌山の実家へ
「広島7-12ヤクルト」(9日、マツダスタジアム)
広島の林晃汰内野手がプロ初安打を放った。
八回の先頭で代打出場すると、カウント2-2から真ん中フォークにバットを合わせ、右翼線へ二塁打を放った。打席に入る前には佐々岡監督から「思いっきりいけ」と声を掛けられ、林は「初球から打てるように」という意識で打席に入った。8打席目での待望の一打に「うれしいです」と喜びをかみしめた。
2日に初めて1軍初昇格を果たし、6日に初スタメン出場を果たすも4打数無安打。試合前までは7打数5三振と振れていなかった。「打てていなかったので、投手に対応できるように研究した」と試合前練習では黙々とバットを振った。
記念ボールは和歌山にある実家に送るという。高卒2年目の将来の主砲候補は「代打で出させてもらったので、これからはいい場面で打てるように結果を出したい」とさらなる飛躍を誓った。