広島・会沢 2年連続快幕へポスト筒香斬り DeNA新加入・オースティンを警戒

 言葉には自然と熱がこもった。広島の会沢翼捕手(32)が16日、マツダスタジアムでの練習後、開幕カードのDeNA戦に向けて意気込みを語った。

 昨季4番を務めた筒香がメジャー移籍で抜けたが、「長打や本塁打がある。スコアラーと対策を練りたい」と警戒を強めたのがオースティン。その新助っ人が筒香の穴を埋めれば、今季も健在なロペスやソトが並ぶDeNA打線は脅威となる。

 昨季DeNAとの対戦成績は通算11勝13敗。そのうち横浜スタジアムでは3勝9敗1分けと、大きく負け越している。「(スタンドの)お客さんの雰囲気だと思う。マツダに似たような。(打線は)勢いに乗ったら止まらない。なるべく連打を出さないように、一人一人抑えることが大事」と気を引き締めた。

 120試合となった今季は例年より開幕ダッシュが重要だ。開幕後、アウェーでの試合が続く戦いに「正直な話、不利は不利。最初の(敵地で続く)4カードが本当にタフになると思う」と厳しい表情を浮かべつつ、「これからは6連戦が続いていく。打者も初戦で2、3本打てば乗っていきやすい。カードの頭を大事にしたい」と前を向いた。

 昨季は大瀬良とのバッテリーで巨人から開幕星を飾った。「大地にはプレッシャーがあると思うが、理想ですよね」と2年連続の開幕戦勝利へ気合十分。14年目のシーズンを迎える扇の要は今季もチームを引っ張っていく。

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