広島・安部6・19開幕「三塁で出たい」一塁本命・松山出遅れでも…

 広島の安部友裕内野手(30)が25日、マツダスタジアムで行われた集合練習に参加し、三塁での開幕スタメン出場に意欲を示した。内野手は一塁と三塁のレギュラーが決まっていない状況。6月19日の開幕に向け、さらに攻守を磨いていくことでし烈な争いを勝ち抜くことを誓った。

 はつらつとした表情で汗を流した。この日、集合練習に参加した安部。午前中の、全体での守備練習に参加した後、午後は三塁でメヒアとともに特守ノックを受けるなど精力的に活動した。

 田中広の遊撃、菊池涼の二塁のスタメンはほぼ確定的だが、一塁と三塁はまだ決まっていない状況だ。開幕一塁の本命だった松山がコンディション不良により、3軍でのリハビリ調整が決定。チャンスが広がり、堂林と争う構図となった。しかし、「一塁で出られるに越したことはないが、三塁で出たい」と昨季74試合(一塁は37試合)出場したサードを優先する構えを示す。

 三塁は小園や新外国人のピレラ、一、三塁両方をこなすメヒアが控えており、6月19日の開幕までし烈な争いが続く。「(守備練習を)やっていなかったということがないように。観客のこともあるし、緊張感や見え方も違う。まずは数を受けたい」と意気込んだ。

 朝山打撃コーチから助言を受け、高めの球を捉えるため、トップの位置から振り下ろすスイングを心掛けるなど攻守ともにレベルアップを図っている。「一球、一打席を無駄にならないように取り組んでいきたい」と話す背番号6はスタメン獲得に向けて歩みを進めていく。

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