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広島・中村恭平 理想は決め球に確立「3、4種類やってみた」新球縦スラ

 広島の中村恭平投手(31)が20日、新球・縦スライダー習得を目指し本格的に練習を開始した。廿日市市の大野練習場でブルペンに入り全70球中、15球を投げた。“縦スラ”を覚えて、投球の幅を広げる構えだ。

 17日のキャッチボールで初めて投げた。この日のブルペンでは数種類の握り方やリリース時の感覚など、さまざまな事を試しながら左腕を振った。

 落ちる球はフォークがある。もう1球種を加えられれば選択肢は広がる。「握りは3~4種類をやってみた。120キロくらいの球速で空振りが取れたら」。決め球としての確立を理想としている。

 新型コロナウイルスの感染増加に対応する緊急事態宣言が全国に拡大された事を受け、2軍も日程を変更。寮生組と通い組が1日ごとに練習する1勤1休ペースで練習する。「肩の体力を落ちないようにしたい。練習日には毎回、ブルペンに入れれば」。限られた時間の中で最善を尽くしていく。

 2月の春季キャンプ終盤で痛めた右腹直筋は完治した。「打者に投げてみないとわからないけど、きょうは落ちる場所が少し前だった。もう少し打者に近い所で落としたい」。思い切り腕を振り抜き、新たな武器を手にしてみせる。(市尻達拡)

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