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広島・ピレラ 29日中日戦以降に左翼テスト!長野、野間、宇草とバトル激化

 開幕左翼テストだ。広島の新外国人、ホセ・ピレラ内野手(30)が、左翼でオープン戦に出場するプランがあることが27日、分かった。春季キャンプでは三塁を守ったが、複数のポジションを守れるようになればチームにとってもプラスになる。バットでは日本野球に対応し始め、結果を残している。起用の選択肢が広がるだけに、新たな可能性を探っていく。

 新たなオプション探しが始まる。佐々岡監督は、29日の中日戦(ナゴヤドーム)以降にピレラを左翼でテスト出場させる可能性を示唆した。守れるポジションが増えれば、選手の起用法や打順の構築、作戦などにも幅が出る。メリットは大きい。

 「外野をやらせてみたい。いろいろな準備をさせたいと思っている。良ければ(今後も)使いたい」

 新助っ人は来日前の過去5年間、二塁と外野を中心に守った。だが、カープでは二塁に不動の菊池涼がおり、外野も鈴木誠、西川は固まっている。春季キャンプでは三塁で試合出場を続けてきたが、送球面での課題があった。

 試合でのミス後には、居残りで下半身を意識しながらリズム良く投げる練習を繰り返すなど精力的に取り組んできた。それでもピレラは「長い間、三塁で試合に出ていないから、まだ試合勘がない。まだまだ練習が必要だと思う」と振り返った。

 外野での起用は打力を生かす狙いがある。ここまで紅白戦、練習試合、オープン戦9試合に出場。23打数8安打で打率・347と結果を残している。24日の巨人とのオープン戦では、新外国人サンチェスの直球を中前にはじき返し、桜井に対しては変化球を捉えて中前適時打を放った。

 「調子は完璧ではないけど、良い状態でキャンプを終えられたと思う」。フォロースルーが大きく長打も狙えるスイングは魅力的。首脳陣は状態次第で、4番・鈴木誠の前後を任せたいという青写真も持ち合わせる。

 チームメートにとってもプラス作用があるという。外野での出場となれば、左翼が基本線だ。同ポジションでスタメン出場を狙うのは長野、野間、ドラフト2位・宇草(法大)などがいる。朝山打撃コーチは「また競争が生まれる」と、サバイバルレース激化による個々のレベルアップに期待を寄せた。

 オープン戦最後となる3月13日からのソフトバンク3連戦は、開幕を見据えて打順や作戦など本番モードで臨む。ピレラを外野で使えれば、攻撃に厚みが出てくる。

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