広島ドラ1・森下 合同自主トレ打ち上げ「あらゆる面で慣れてきた」

 春季キャンプ1軍スタートが決定している広島ドラフト1位の森下暢仁投手(22)=明大=が26日、広島・廿日市市の大野練習場での合同自主トレを打ち上げた。ケガをすることなく約3週間を完走。27日にキャンプ地の日南に入る右腕は、日によってペース配分を決める“メリハリキャンプ”で調整する考えを示した。

 リラックスした表情に過ごした日々の濃密さが詰まっていた。森下は「キャンプに臨む準備というのを意識してやっていました」と新人合同自主トレを含めた約3週間を振り返った。

 7日に入寮し、8日から野球漬けの毎日が始まった。合同自主トレの序盤は、1軍実績のある選手たちとの空間に緊張しつつも「あらゆる面で慣れてきたかな」と少し胸を張った。その言葉通り、最終日となったこの日は終始明るい表情で、キャッチボールやランニングなどのメニューをこなした。

 プロ初のキャンプ。周囲の期待は高く、ライバルたちとの競争もし烈だ。避けたいのはケガ。「その日、その日の調子を見て、取り組んでいければいいかなと思います」とメリハリを付けた調整を行う考えを示した。肩、肘の状態を慎重に見極めながら、オーバーワークになり過ぎないよう、冷静なスタンスを貫く。

 自主トレ期間中にブルペンには3度入り、24日には初めて捕手を座らせて変化球も解禁した。「ケガをしないように」と自らに言い聞かせるようにうなずいた森下。カープの背番号18が球春を迎える。

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