広島・小園、食で鉄人なるぞ!ルーキーイヤーの二の舞御免、敏腕栄養士を積極活用

 広島の小園海斗内野手(19)が23日、管理栄養士のサポートを昨年以上に積極的に活用することで、1年間戦い抜く体づくりに努めていくことを誓った。昨季は夏バテの影響もあり、8月以降に成績が低迷。その反省を胸に食生活を改善し、プロ2年目の飛躍につなげていく。

 徹底的に「食」を極めることで、日々前進していく。小園は昨夏の反省を胸に食生活改善に取り組んでいる。「これから本当に大事になってくる。意識しながら、やっていきたい」と意欲的に語った。

 昨季は高卒ルーキーながら58試合に出場。6月に公式戦デビューを果たすと、7月は14試合に出場。一時は打率3割を超えるなど、月間打率・277、出塁率・292と活躍。ブレークを予感させた。

 しかし、「体重が落ちたこともありましたし、バテたりもした」と振り返るように、8月に入ると徐々に勢いは失速。月間打率・190と振るわず、苦渋を味わった。

 シーズンを戦い抜くためには、厳しい夏を乗り越えていかなければならないと実感した。その苦い経験もあって、より一層“食トレ”に励むようになった。

 昨年以上に活用しているのが食品メーカー・明治の管理栄養士である大前恵氏からのサポートだ。同氏はエンゼルス・大谷らアスリートに食事や栄養面のアドバイスをしているスポーツ界では有名な敏腕栄養士。中学、高校で日本代表に選出された際に受講した栄養セミナーで知り合った。

 「スタミナをコントロールできる食事であったりとかを聞きながら、いろいろとやっていきたい」。まだ、試行錯誤の段階ではあるものの、積極的に教えを請うことで、夏バテにも負けない理想の食事バランスを図る。

 その食生活を頑丈なボディーづくりへの礎とする。現在の体重は86キロ。「キープですね。これ以上重くなったらきついと思うので。今はいいかなとは思います」。常に体とのバランスを意識しながら、鍛錬を積み重ねる。

 1軍での経験で芽生えたのは自覚だ。「チームに貢献したいですし、助けられるようにしたい。去年は足を引っ張ってばかりだったので、今年はそういうのを少なくしたい」とさらなる活躍を期する。目前に迫った2年目のキャンプ。ストイックに栄養管理に努め、遊撃のレギュラーを奪取する。

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