広島 無念のサヨナラ負け 長野133日ぶり弾も…山田哲にメモリアル弾献上

 9回、山田哲にサヨナラ満塁弾を浴び肩を落としてベンチに下がるフランスア(撮影・園田高夫)
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 「ヤクルト11-7広島」(4日、神宮球場)

 広島がサヨナラ負け。最下位のヤクルト相手に4点のリードを守り切れず、逆転負けとなった。

 初回に松山、長野の適時打で2点を先取。三回には鈴木の26号ソロで加点。四回には長野が133日ぶり3号ソロ、安部も続いて8号ソロでリードを広げた。

 だが、前回巨人戦で10失点KOのエース大瀬良は5回6安打2失点。早々とマウンドから姿を消すと、六回に3番手・中村恭が村上に32号3ランを浴びて、逆転を許した。味方が七回に同点としたが、九回に登板したフランスアも乱調。死球、犠打野選、投ゴロ失策で無死満塁。荒木は三振、青木は捕邪飛で2死としたが、山田哲に左翼席へ運ばれた。

 ヤクルト山田哲はサヨナラ満塁本塁打で通算200号。劇的な展開に、本拠地が沸いた。

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