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小園MVP!「絶対打ってやろう」輝星から先頭V弾!BIG4で一番輝いた

 最優秀選手賞を受賞し、ボードを掲げる小園(中央)。左は優秀選手賞を受賞した中村稔、右は梅津(撮影・棚橋慶太)
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 「フレッシュオールスター、イースタン1-5ウエスタン」(11日、楽天生命パーク宮城)

 全ウの「1番・三塁」で先発した広島ドラフト1位・小園海斗内野手(19)=報徳学園=が初回、全イ先発の日本ハムドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=から先頭打者アーチを放った。二回にも安打を放ち、MVPを受賞した。15日から再開される後半戦では1軍に再昇格する見込み。輝きを放った1番星が泥沼の11連敗にあえぐカープの起爆剤になる!

 仙台で小園が主役の座を奪った。有言実行のフルスイングからはじき返された打球は、弾丸ライナーとなって右翼ポール際に突き刺さる。「1番・三塁」でスタメン出場し初回に先頭打者アーチ。初対戦だった吉田輝の直球を完ぺきに捉えた。

 「楽しみにしていた。絶対打ってやろうという気持ちでいた」

 吉田輝は直球勝負を宣言。小園も「フルスイングする」と応戦していた。初球の146キロ直球から3球連続でスイング。タイミングを合わせる能力にたけている黄金新人は、高めに浮いた4球目の146キロを逃さない。先頭打者本塁打は83年の定岡徹久(広島)以来2人目の快挙だ。

 打撃状態は上昇カーブを描く。ウエスタンでは開幕から調子が上がらず打率1割台に低迷したためフォームを修正。手を動かしながら取っていたタイミングの取り方を止め、足の上げ方も小さくした。「1軍ではコンパクトにしないと打てない」。地道にバットを振り、ようやく自分のものになりつつある。

 フレッシュ球宴後は、起爆剤として1軍に再合流する見込み。前回、初昇格した6月20日のロッテ戦ではプロ初安打を記録した一方で、守備では3試合連続で失策した。特に同21日のオリックス戦では、九回の失策が逆転負けのきっかけになった。悔しさの余り試合後はベンチ裏で涙し、寮ではなかなか「寝付けなかった」という。

 チームは20年ぶりの11連敗(1分けを含む)を喫し、前半戦を4位で終えた。借金5で首位・巨人とは11ゲーム差まで開いた。「もう一度、呼ばれたら、今度は自分の力で流れを変えるくらいの気持ちでやっていきたい」。短期間で成長した姿を見せる意気込みだ。

 昨夏の甲子園を沸かせた「高校BIG4」が集まった舞台で2安打しMVPを獲得した。「僕たちの代はすごい選手が多いのでお互いに高め合って引っ張っていけるように頑張りたい。僕は日本一のショートになれるように頑張る」。杜の都で放ったまぶしい光は、チームが迷い込んだ長いトンネルの出口を照らす希望の光でもある。

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