広島引き分け 九回に同点に追いつかれる
「DeNA2-2広島」(30日、横浜スタジアム)
雨のため20分遅れで試合開始となった一戦は延長十二回、引き分けに終わった。
2-2の十二回。DeNAの守護神・山崎の前に三者凡退に仕留められ、広島の勝ちはなくなった。その裏に投入の7番手・遠藤も奮起。DeNA打線を3人で斬り、得点は許さなかった。
広島は勝利目前で追いつかれた。2-1で九回を迎えたが、1点を守り切れず。5番手のフランスアが2死三塁で佐野に右前へ同点打を運ばれ、延長にもちこまれた。
直前の九回表に無死満塁と絶好の追加点のチャンスを作りながら国吉の前に無得点に終わったのも響いた。
意地を見せていた。1点を追う七回。先頭の鈴木がこの日2安打目となる中前打で出塁。続くメヒアが藤岡から逆転の2号2ランを右翼へ運んだ。鈴木は四回に14打席ぶりの安打を放っていた。
先発の床田は三回に筒香に先制二塁打を許したが、6回を3安打1失点の好投だった。
引き分けたDeNAは35勝36敗で阪神と並び、同率の3位に浮上した。