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監督退場に燃えた!先制弾のバティスタがサヨナラ打!マツダで8連勝

 「広島3-2巨人」(4日、マツダスタジアム)

 広島が今季3度目のサヨナラ勝ちで3連勝を飾った。2-2で迎えた延長十回、サビエル・バティスタ外野手(27)が自身初のサヨナラ打を放った。ドミニカンは初回にも先制ソロを放ち、7試合連続打点をマーク。緒方監督が初回に退場処分となった一戦でチームが一致団結。本拠地でも8連勝となり、借金は1まで減った。

 大波乱の一戦に決着をつけた。2-2の同点で迎えた延長十回2死二塁。最後は3番・バティスタが劇的に決めた。「いい感触で、いいコースに打てました」。今季初のサヨナラ打。巨人5番手・野上のフォークを左翼線へ引っ張り、今季最多の観衆を歓喜に包んだ。

 「判断は難しいが、あのプレーはアウトじゃない。勝たないといけないと思っていた」

 試合後は冷静に振り返ったが、闘将の姿に助っ人の心は揺さぶられていた。初回、1死から2番・菊池涼が遊撃・坂本勇の悪送球で出塁したが、一塁をオーバーランしてタッチアウトとなった。緒方監督はこの判定に猛抗議。リクエストによるリプレー検証でも判定は覆らず、球審に説明を求めたところ、異議申し立てと判断され、退場処分を受けた。

 プレーボールからわずか15分後の退場劇。場内は騒然となり、カープファンからブーイングが起こった。その直後、異様な雰囲気の中でドミニカンは鯉将の思いに応えた。

 先発・今村の直球を強振すると、打球はグングン伸びて真っ赤な右翼席に着弾した。「ストライクゾーンに来た球を積極的に打ちにいきました。一振りで決めることができて良かったです」。7試合連続打点となる6号先制ソロで、ナインの闘志に火を付けた。

 緒方監督へ恩返しの一打だ。まだ育成選手だった17年春のオープン戦から「近い将来、チームの力になる」と積極起用された。指揮官にとって、ドミニカ共和国のカープアカデミー出身の選手は日本選手の若手と同じ。キャンプでも汗と泥にまみれ、1軍のクリーンアップを任せられるまでになった。今回の12連戦前にもフェリシアーノ通訳を介して助言を受け、最近7試合で5本塁打という大爆発につながっている。

 劇的な幕切れでチームは3連勝。代理監督を務めた高ヘッドコーチは「最後はバティがよく決めてくれたね。総力戦で、監督がああいう形になる中で、みんな期するものがあった。こういう試合を勝ちきって、みんながよく頑張った」とうなずいた。借金は再び1。チーム一丸ムードで鯉の季節を迎える。

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