巨人から12奪三振!開幕前哨戦第1Rを制す 古巣と初対戦の巨人丸は2三振

 1回、丸を空振り三振に斬る床田=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「オープン戦、広島4-1巨人」(5日、マツダスタジアム)

 広島が本拠地初のオープン戦で快勝。3月29日の開幕戦で激突する巨人との前哨戦第1Rで、投打がかみ合った。

 先発床田は4回を4安打無失点で開幕ローテ入りへ大きく前進。初回の先頭から、丸を含めて4者連続三振。直球が走り、計6三振を奪った。4番手の岡田も尻上がりに調子を上げ、4回2安打1失点、5奪三振。

 打線では三回に打撃好調の会沢が左翼席へ弾丸ライナーの2ラン。五回にはバティスタが再び左翼席へ2ランをたたき込んだ。巨人から加入した長野は、七回2死二塁の好機に代打で登場し、右邪飛だった。

 巨人は先発山口が5回を投げ、3安打4失点。結果重視の投球を宣言していたが、思うような投球はできなかった。

 昨季7勝17敗1分けと広島を苦手にしていたチームは、打線も2桁12三振を奪われて完敗。古巣との対決で注目が集まった巨人・丸は3打席に立ち、2三振と四球。カープファンからブーイングはなく、温かい拍手で迎えられたが、結果は出なかった。

 両チームは6日は同じくマツダスタジアムで対戦する。

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