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田中広輔“秋山打法”で3割180安打 カープ不動の1番打者さらなる進化へ

 広島・田中広輔内野手(29)が16日、堂林翔太内野手(27)と広島県呉市内のホテルでトークイベントに参加し、西武・秋山翔吾外野手(30)の打撃理論に感銘を受けたことを明かした。日米野球の際にはバットをプレゼントされたという。来季はキャリアハイの成績を目指し「年間180安打、打率3割」を目標に掲げた。

 田中にとって目からウロコが落ちるような打撃理論だった。トークイベントの質問コーナーで、カープファンの少年から「憧れの選手は誰ですか?」と聞かれ、「西武の秋山さんです」と回答。今秋に出場した日米野球期間中に質問攻めにし、改めて感銘を受けたことを明かした。

 「あの人のバッティング技術はすごいとずっと思っていた。侍ジャパンでもしつこいくらい、いろんなことを聞いていた。思ってもみないことを考えていたし、そこまで意識しているんだと思った」

 秋山といえば、球界を代表するヒットメーカーだ。2015年にシーズン最多216安打を記録。今季も西武の1番として、打率・323、24本塁打、82打点。走攻守にも優れ、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞の常連だ。また、現役最長596試合連続フルイニング出場中を続けており、568試合の鯉の鉄人と共通項が多い。

 「僕が今まで意識してきたことと真逆ではないけど、こういう考えもあるんだと。秋山さんの感覚もあると思うが、僕の感覚にはなかった意識でバッティングしていた。アプローチの段階というか、バットの出し方とか」

 具体的には「左肩を早く出さない、正面を向かない」ために、どういう意識付けをしているのか尋ねたという。今季は打率・262、10本塁打、60打点。まだまだ伸びしろがあると感じている。秋山との交流を通して新たな発見もあり、自主トレ期間に日米野球で譲り受けたバットと共に“秋山理論”を試すつもりだ。

 イベントでは来季の目標に「フルイニング出場して、すべての数字をキャリアハイ」と掲げた。質問コーナーで具体的な数字も求められ「年間180安打、打率3割」と公言した。「180本を打てば3割に乗ると思う。動くものを追うんじゃなくて積み上げるものを追いたい」。勝利のためならチームバッティングもいとわない。カープの強さの要因である自己犠牲の精神の下、リーグ4連覇を目指す意気込みだ。切り込み隊長は前向きで、どこまでもどん欲だ。

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