広島が日本シリーズ進出に王手!代打新井が値千金の同点打&菊池が決勝3ラン
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「セCSファイナルS・第2戦、広島4-1巨人」(18日、マツダスタジアム)
広島が会心の逆転勝ち。アドバンテージを含めて3勝とし、日本シリーズ進出へ王手をかけた。セ・リーグのCSでは過去11度、3勝0敗のケースは4度あり、全て日本シリーズに進出している。
シーズンで41度、“逆転の広島”が本領を発揮した。0-1の八回、2死から松山が四球で出塁。代走・上本が二盗を成功し、2死二塁。本拠地のボルテージが高まると、代打・新井が左翼線へ値千金の同点二塁打を放った。球場のボルテージは最高潮。今季限りで引退するベテランに大歓声が降り注いだ。
流れは一変。その後、2死一、二塁とチャンスが拡大し、菊池が左中間へ決勝3ラン。一気に突き放した。
守っては先発ジョンソンが8回1失点の好投。九回は中崎が締めくくった。
巨人は先発の田口が6回1安打無失点。高橋監督が七回から思いきって継投策に出たが、裏目となった。2イニング目に突入した畠が崩れ、一挙4失点。チーム、そして退任が決まっている高橋監督は、崖っぷちに追い込まれた。
第3戦は、広島・九里-巨人・今村が先発する。