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新井 カープ愛で一丸G倒、CS突破じゃ!「かわいい後輩たちと1日でも長く」

 打撃練習を終え、充実の表情を見せる新井
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 今季限りで現役を引退する広島・新井貴浩内野手(41)が16日、マツダスタジアムで行われた全体練習に参加し、2年ぶりの日本シリーズ進出を誓った。「全員に期待しているし、自分自身にも期待している」と気合十分。グラウンドでは鈴木と話し込むシーンもあった。チーム一丸“カープ愛”で巨人を下し、CSファイナルSを突破する。(5面にもカープ記事)

 決戦前日の昼下がり、走塁練習中の新井は二塁ベース付近の鈴木に何やら話し始めた。10分、20分、30分…。秋空の下、時間の経過を忘れるように、2人の世界に入り込んだ。

 「世間話、世間話、世間話です!」

 練習後、報道陣から会話の内容を問われた新井は一笑に付した。クラブハウスへの帰り際、囲み取材を受けていた鈴木にも「誠也、オレは世間話と言っといたぞ!」。最後まで詳細は伏せたが、ベテランが発した言葉には“カープ愛”がたっぷりと詰まっていた。

 「みんなかわいいからね。いつも言ってるように。誠也(鈴木)もキク(菊池)も丸も、アツ(会沢)も広輔(田中)もみんなかわいいから。みんなにうまく、良くなってほしいから。うまくなってほしいんじゃないな。もう、みんなうまい。すごい選手だから。オレなんかより」

 広島に復帰して4年が経過した。その間、チームは球団史上初のリーグ3連覇を達成。新井自身は、昨季からベンチを温める時間が増えたが、不思議と悔しさはない。むしろ、グラウンドで躍動するナイン、後輩の姿に頼もしさを感じている。

 「年齢は若いけど、考え方がしっかりしている子が多いよね。自分が若い頃に比べて、しっかりしている。取り立てて、自分が何か言う必要はない」

 34年ぶり日本一へ、CSファイナルSが最初の関門だ。一昨年はDeNAを4勝1敗で下し、日本ハムとの日本シリーズでは2勝4敗で敗れた。昨季は再び顔を合わせたDeNAの勢いに押され、2勝4敗でまさかのCS敗退。日本シリーズ進出を逃し、ナイン全員が雪辱の思いを抱いている。

 「いつも同じことを言ってるけど、かわいい後輩たちと一日でも長く野球をやりたい。カープのユニホームを着て一日でも長くグラウンドに立っていたいというのもある。自分自身も最後までしっかりやって、ファンの方に喜んでもらえたらいいなと思ってます。これはすべて本心です」

 現役最後のミニキャンプも終え、CSへ準備完了。カープを「家族」と言う新井の最終章がいよいよ始まる。

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