「広島７－５中日」（８日、マツダスタジアム）

　広島が今季６度目の４連勝。貯金を今季最多の２０とし、２位・巨人との１０・５ゲーム差をキープした。９日の中日戦に勝ち阪神が巨人に敗れるか引き分け、もしくは中日戦に引き分けで阪神が負けると、マジック３６が点灯する。

　試合は同点に追いつかれた七回、会沢が決勝の右前適時打。八回には丸の適時二塁打で１点を加えた。九回は守護神の中崎がピンチを招きながら抑え、節目の１００セーブを飾った。

　広島の貯金２０到達は３年連続となった。この日が９５試合目。優勝した過去２シーズンと比較すると１６年が８６試合目、１７年は７３試合目で、最も遅い。それでも２位以下の５チームが借金生活のなか、圧倒的な強さを示している。

　中日は４連敗。先発の小熊が六回途中５失点と粘りきれず。七回、４番手のロドリゲスが決勝打を浴び、２敗目を喫した。