「広島7-5中日」(8日、マツダスタジアム)
広島・田中広輔内野手が、右膝付近に死球を受け、担架で球場外へ運び出された。
八回、中日・又吉の内角直球をよけきれず、患部を直撃。その場でうずくまり、ファンから悲鳴も上がった。試合前まで519試合続けていたフルイニング出場が危ぶまれたが、ベンチ裏で治療後、走ってグラウンドへ。出場を続けた。
九回の守備では無死一塁で京田の遊ゴロをさばき、併殺を完成。勝利の瞬間は笑顔で仲間とハイタッチをかわした。
この日のフルイニング出場も完了させると、試合後は「トレーナーに聞いてください」と話し、帰路についた。