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岡田“二刀流”で大爆勝 鯉祭り!今季最多19安打15点

 7回3安打1失点で6勝目を挙げた岡田(撮影・中田匡峻)
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 「DeNA1-15広島」(1日、横浜スタジアム)

 広島の岡田明丈投手(24)が7回3安打1失点の好投で、約1カ月ぶりの白星となる6勝目を手にした。二回、筒香にソロ本塁打を浴びたが、三回以降は1安打に封じた。右腕の力投が打線の奮起を呼び、今季最多の19安打15得点の快勝。連敗を2で止めた。

 すべてを出し切った1球だった。七回2死満塁。岡田がこん身の直球で桑原を空振り三振に斬る。球速はこの日、最速となる153キロ。体力を使い切ると腰に手を当て、ゆっくりした足取りでベンチに下がった。107球の熱投でつかみとった6勝目だ。

 「疲れました。でも、野手の方がたくさん点を取ってくれたので頑張ることができた。最後はギリギリ粘ることができたと思います」

 横浜の気温は30度を超えた。体感温度はそれ以上のマウンドで躍動した。1-0の二回、筒香に左中間へソロを浴びたが、三回以降はわずか1安打。四死球で出塁を許した後も落ち着いた投球で後続を打ち取った。3連戦初戦の6月29日には大瀬良が左足をけいれんさせて緊急降板。「水分をこまめに取る」という暑さ対策を施して、炎天下のマウンドに立ち続けた。

 バットでは7-1の七回2死一、二塁で詰まりながら中前へはじき返す適時打。「岡田が自分で自分を助けた。あいつが打ったから点が入ったんだ」と東出打撃コーチ。練習バッグには常にバットを入れ、バントや打撃練習に励む努力の積み重ねが、一挙6得点の呼び水になった。

 5月23日の巨人戦で5勝目を手にして以降、5試合ぶりの白星だ。4試合勝ち星から遠ざかったものの、今季はメンタル面での成長が右腕を支えている。昨季まではさまざまな感情を制御できず、自ら崩れる場面があった。「気持ちが前に行ってしまうことがなくなった」。七回に3四球で満塁とした場面でも、平常心を保つことができた。

 チームは横浜での連敗を2で止めた。緒方監督は「投打で良い活躍をしてくれた。暴れ回ってくれた。岡田もリズム良く投げてくれた」と目尻を下げた。

 それでも岡田は「完投できなかったことが悔しいです」と唇を結んだ。先発完投が目指す投手像。夏場を迎え、これまで以上に厳しさが増す戦いでもマウンドを守り抜き、勝利を呼び込んでみせる。

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