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野間、広島連敗止めた人生初サヨナラ打 逆転2点適時打「サイコーです!」3連発

 サヨナラ打を放った野間(左から2人目)は手荒い祝福を受ける(撮影・飯室逸平)
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 「交流戦、広島4-3日本ハム」(6日、マツダスタジアム)

 広島・野間峻祥外野手(25)がプロ初のサヨナラ打でチームの連敗を2で止めた。1点を追う九回1死二、三塁から逆転2点適時打を中前へ運んだ。サヨナラ勝ちは今季3度目。3年連続30勝リーグ一番乗りで貯金は9。試合がなかった2位・DeNAとのゲーム差は今季最大の5・5に広がった。

 勝利の瞬間、野間は跳びはねて喜びを爆発させた。プロ4年目で人生初のサヨナラ打。満面の笑みで仲間の愛情たっぷりの荒々しい祝福に身を委ねた。

 「蹴りがあったりして、他の人とは違う祝福だったと思います。水もなかった。用意されていなかったみたいで…。それはどうかと思うんですけど(笑)。仲間から愛されてる?ありがたいです」

 2-3の九回、敵の守護神・トンキンをチーム全員で攻め立てた。先頭・丸の四球から相手の失策も絡み、1死一、三塁。初球のセーフティースクイズはファウルにしたが「打つしかない」とすぐさま気持ちを切り替えた。

 一走・鈴木が二盗を決め、二、三塁。カウント2-2からの6球目だ。「とにかく必死で食らいついていこうと思った」。低めのスライダーを中前へ運び、土壇場でゲームをひっくり返した。

 試合後のお立ち台ではお決まりの「サイコーです!」を3連発。「とにかく必死です」というフレーズも3度絶叫。恒例の“誠也シャワー”はプロ初勝利の後輩に譲り、鈴木から受け取ったミネラルウオーターを自分で頭からぶっかけた。

 試合後、緒方監督もうれしそうだった。「今日は褒めておこう」とニヤリ。続けて「課題も多いけど、最高の結果を残してくれた。引き続き一打席一打席、ワンプレーワンプレーを大切にして続けてほしい」と今後のさらなる活躍に期待を寄せた。

 今季は丸の離脱中に課題の打撃でアピールに成功。打率・357の高数字を誇り、丸の復帰後も左翼で定位置をつかみつつある。それでも、試合前の姿勢は変わらない。打撃練習を終えても、走塁や外野守備練習をおかわりする。

 「途中出場の時はやらないと不安だった。今も変える必要はないかなと思って」。レギュラーで試合に出続けても、ルーティンは継続する。試合前からユニホームは汗びっしょりだ。

 試合後は「次の日も試合に出るために結果を求めていかないといけない」ときっぱりと言い切った。姿勢はどこまでも貪欲だ。真のレギュラー奪取へ、覚醒の1年を無我夢中で駆け抜ける。

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