大瀬良、侍入り意欲 2年ぶり選出へ稲葉監督「可能性ある」

 広島・大瀬良大地投手(26)が5日、マツダスタジアムを訪れた侍ジャパン・稲葉篤紀監督から高い評価と今後への期待をされ、2016年以来の日本代表入りへ意欲を示した。右腕は「まだまだそういう選手ではないのは自覚している。一歩ずつ成長していって選んでもらえるような選手になりたい」と言葉に力を込めた。

 今季の大瀬良はリーグトップの8勝を挙げ、防御率2・49とひときわ存在感を放つ。侍指揮官は「自信持って投げてるなという感じがします」とうなずいた。11月に行われる日米野球での代表入りに向けても「もちろんもちろん。非常に強い球も投げてますしね。当然このまましっかり成績を残していけば入ってくる可能性もある」と言及した。

 これまで大瀬良は15年の欧州代表戦や16年の侍ジャパン強化試合に選出されている。その舞台を「特別な空気」と思い返したが、WBCや五輪などの経験はなく「また違った雰囲気なのかな」と思いをはせた。それでも今は「次に向けて頑張ることしか考えてない」と眼前の登板へ全力を注ぎ込む決意だ。

 2020年には東京五輪も控える。「もちろん選ばれたらいいと思います。(今は)自チームで結果を残して頑張っていくことしか」と語り、稲葉監督は「このシーズン中に自信をつけることが一番大事」と説いた。チームの勝利を第一に腕を振った先に日の丸、そして五輪が待つ。

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