緒方監督 “逆転のカープ”本領発揮に「投打ともにナイスゲーム」
「広島3-2巨人」(3日、マツダスタジアム)
広島が2位巨人に連勝を飾った。試合後、緒方監督は「投打ともにナイスゲーム。たくさんのファンの前で、すばらしいゲームを見せられたのが何より」と満足そうだった。
先発・岡田が8回2失点の好投で開幕から4連勝。指揮官は「問題ない。今日は良かった」と評価。続けて、2点を追う二回にソロを放った鈴木の名前を挙げ「(先制点を)取られた後に一発を打ってくれて、流れをグッと引き戻してくれた」と手放しでたたえた。
八回には田中が二塁打で出塁し、続く2番菊池が2球目を鮮やかなバスター。右翼手・亀井がもたつく間に田中が勝ち越しのホームを踏んだ。
今季19勝のうち、14度目の逆転勝ち。“逆転のカープ”が本拠地で底力を発揮した。指揮官は「1、2番がいい仕事をしてくれた。(菊池は)最高の2番バッター」と賛辞を惜しまなかった。