菊池 意表突くバスターで勝ち越し呼び込む

 「広島-巨人」(3日、マツダスタジアム)

 広島・菊池涼介内野手が、意表を突くバスターで勝ち越し点を呼び込んだ。

 同点の八回、先頭の田中が中越え二塁打。続く菊池は初球からバントの構えをしていたが、マシソンが不用意に投げ込んだ2球目の高め直球に襲いかかった。バントの構えから強振し、ライナーで右前へ。右翼手・亀井が打球処理にもたつく間に、二走の田中が一気に生還した。

 主軸の丸が戦線離脱する中、“タナキク”ふたりで貴重な1点をもぎ取った。

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