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エルド完封阻止打 カープどうした4連敗…首位陥落

 8回、適時二塁打を放つエルドレッド(撮影・飯室逸平)
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 「阪神4-1広島」(11日、甲子園球場)

 広島のブラッド・エルドレッド内野手(37)が零封負けを阻止する意地の一打を放った。0-4の八回2死一、二塁で代打出場し、左中間への適時二塁打で唯一の得点を叩き出した。4月4日・ヤクルト戦(神宮)以来となる安打は、復調のきっかけとなりそうだ。打線は阪神ドラフト2位・高橋遥を攻略できず、投手陣も崩れて4連敗。首位の座から陥落した。

 敗戦の中で助っ人の存在感が光った。エルドレッドの打球は力強く左中間へ飛んでいった。完封負けが視界に入り始めた終盤での一撃。チームの意地を示すとともに、自身の復調のきっかけにつながる一打だ。

 「ランナーが出たら代打で行くと伝えられていたので、準備はできていた。(桑原とは)去年、対戦していて球種は頭に入っていたし、整理して打席に立った。感触は良かったよ」

 0-4の八回2死一、二塁で九里に代わって出番が来た。桑原が投じた外角148キロ直球に力負けしない。弾丸ライナーで左中間を襲った。

 4月4日・ヤクルト戦で3号3ランを放って以来、19打席ぶり安打。「コンパクトに振ったから捉えられたんだ」。ボール球に手を出し、打ち取られる悪癖はこの日はなし。ミートを心掛けるスイングにスランプを脱する兆しがある。

 零封負けは逃れたものの、打線は高橋遥の前に七回まで無得点。五回の攻撃前にはベンチ前で円陣を組み攻略の糸口を再確認したが、キレのある直球を最後まで捉え切れなかった。「打てそうで打てない感じ」と田中。プロ初登板の新人左腕から放った安打は一回の丸と六回の会沢の2本だけで二塁も踏めなかった。

 「(直球が)思っていた軌道と違った。引っ掛けるイメージがあったけど、抜け球が多く戸惑った部分があった」と迎打撃コーチ。例えば、右打者は内角直球に目線を置いていた。それが適度に荒れたことで的が絞り切れなかった。

 8日・DeNA戦(マツダ)では、同じく初対戦の京山に六回途中まで無得点で白星を献上した。チームは違えど初顔には2連敗だ。緒方監督は「きょうの試合はいろいろ反省するところがある。反省をして、あした頑張ります」と前を向いた。開幕11試合と長いシーズンは始まったばかり。だが、次も同じ轍(てつ)を踏むわけにはいかない。

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