野村、“因縁”の佐賀で3回無失点 広陵高時代に決勝で佐賀北に逆転負けで準V
「オープン戦、西武-広島」(3日、みどりの森県営球場)
広島の先発・野村は3回を投げ、2安打無失点で今年初の実戦登板を終えた。
「とりあえず無事に終わってホッとしています。試合形式は初めてだったので、ゲーム勘を体に覚えさせようと思った。ここまでは順調かなと思う」と振り返った。
佐賀とは“因縁”がある。広陵高時代の2007年夏の甲子園決勝で佐賀北と対戦。“がばい旋風”が甲子園を席巻する中、野村は逆転満塁本塁打を浴び、準優勝に終わった。前日2日にはマツダスタジアムを訪れていた当時の佐賀北のキャプテン市丸さんと再会。「佐賀北からみんな来るよ」と声をかけられると、「応援してって言っといて」と笑顔で返していた。
降板後、実際に当時の佐賀北ナインが球場に応援に訪れていたと聞かされると、「うれしいですね」と笑顔を見せていた。