西川 動体視力トレで大物撃つ 現在視力1・5以上 スーパーEYEアンマンになる

 広島・西川龍馬内野手(23)が28日、新たな試みとして、視覚トレーニングを取り入れるプランを明かした。両目の視力は「1・5以上」だが、動体視力を鍛え、さらなる飛躍につなげる。同トレーニングは今秋の侍ジャパンで共に戦った日本ハム・近藤も導入。西川が「別格」と語る天才打者を手本に、レギュラー奪取を目指す。

 迷いはなかった。中学時代の恩師から視力トレーニングを紹介され、西川は今オフに同施設へ足を運ぶことを決めた。両目の視力は「1・5以上」ある。これまでは「目がいいから気にしたことがなかった」と言うが「より見えたら、もっと良くなるかもしれない」と目を輝かせた。

 ビジョントレーニングは動体視力アップにつながると言われ、すでに日本ハム・近藤が導入。「近藤さんもそこから良くなったと聞いた」と影響を受けた。今秋の侍ジャパンでチームメートとなり「すごい、別格です」。規定打席未到達ながら打率・413をマークした打撃を目の当たりにして、度肝を抜かれた。

 プロ2年目の今季は95試合に出場し、打率・275、5本塁打、27打点。勝負強い打撃は、数字以上のインパクトを残した。「基本的にはストライクゾーンに来た球を打つ」。シンプル思考を貫き、巨人・菅野、DeNA・山崎康らエース、守護神を打ち崩した。

 オフから一人暮らしを始め、カレーなど手料理にも挑戦する。向上心と好奇心は旺盛。ビジョントレーニングもその一つ。「打つに越したことはない。結果がすべてなので」。レギュラー獲りを狙う若武者が、好球必打で来季も大物を食う。

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