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鯉Vパレードに30万3000人 赤い歓喜に…新井誓った「悔しさ燃やして」

 沿道のファンに手を振り優勝パレードするカープナイン(撮影・飯室逸平)
笑顔でファンに手を振る新井(右)と菊池
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 セ・リーグを2連覇した広島の優勝パレードが25日、広島市中心部の平和大通りで行われた。昨年に続いて2年連続の開催で、沿道には約30万3000人(主催者発表)が詰めかけた。球団関係者、首脳陣、選手、スタッフらがオープンカー2台とオープンデッキバス6台に分乗し、手を振りながら約3キロのコースを進んだ。来季はリーグ3連覇と34年ぶりの日本一を勝ち取り、再び広島の街を赤く染める。

 秋晴れの空の下、今年も笑顔の花が咲き誇った。栄冠を勝ち取ったヒーローたちが鯉党に手を振り、感謝の言葉を投げかけた。沿道に詰めかけた約30万3000人のファン一人一人が目尻を下げる。甲子園で成し遂げたリーグ連覇時に勝るとも劣らない歓喜のとき。平和大通り一帯が、祝福ムードに包まれた。

 先頭のオープンカーに緒方孝市監督が乗り、その他の首脳陣、選手、スタッフらは6台のオープンデッキバスにそれぞれ分乗した。午前10時30分にパレードがスタート。約40分をかけて、ゆっくりと3キロの道のりを進んだ。連覇は79、80年以来となる37年ぶりの快挙だ。ヘリコプターからの空撮もあり、広島のテレビ全5局(NHKと民放4局)の番組はパレード一色。昨年に続き異例の生中継でお茶の間に伝えた。

 緒方監督は「今年もたくさん手を振ってくださった。ありがとうという気持ちだった」とにっこり。昨年はオープンカーに乗ったが、今年はバスに乗り込んだ新井貴浩内野手は「(上から)たくさんの人を見ることができた。声をかけてもらって、うれしかったですね」と声をはずませた。

 広島の街が一つになった瞬間。来年こそ日本一を勝ち取り、再びこの場所に帰って来るという思いを再確認した1日でもあった。「感動をありがとう」と書いた手作りのボードを掲げる人がいた一方で、「来季こそ」の文字が記された横断幕が上がった。

 リーグ優勝、そして日本一の球団史が刻まれた石碑が、旧広島市民球場跡地前の「勝利の森」にある。今季の成績を新たに記し、パレード前に行われた除幕式で指揮官は言った。

 「来季はリーグ3連覇、日本一に向けてチーム一丸で戦う」

 新井もナインの気持ちを代弁して言葉をつむいだ。「(来季は日本一になり)ファンの人に喜んでもらいたい。悔しさを燃やして、来季に臨む」。頂きへの思いは、カープを愛する誰しもが持つ共通認識だ。ファンと響き合った1日。この日から夢の続きが始まる。

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