“カープ女子大生”もVパレード参加 広島県内21大学・短大から各1人
セ・リーグを2連覇した広島の優勝パレードが25日、広島市中心部の平和大通りで行われた。昨年に続いて2年連続の開催で、沿道には約30万3000人(主催者発表)が詰めかけた。球団関係者、首脳陣、選手、スタッフらがオープンカー2台とオープンデッキバス6台に分乗し、手を振りながら約3キロのコースを進んだ。来季はリーグ3連覇と34年ぶりの日本一を勝ち取り、再び広島の街を赤く染める。
優勝パレードには、広島県内の女子大学生21人も参加。選手らとともにオープンデッキバスに乗り込んだ。広島県、市や球団がつくる実行委員会が企画したもので、昨今のカープ人気を後押しした“カープ女子”へのお礼と、盛り上がる街を広報役として発信してもらうのが狙い。
県内の21大学・短大から1人ずつ推薦された学生は、ファンの声援に手を振って応える選手たちを写真に収めたり、メモを取ったりするなどした。体験リポートは、実行委の公式ホームページに掲載される予定だ。
他に例を見ない試みに、松田オーナーは「去年は地域との結びつきがテーマ。今年は伝承。彼女たちが(カープファンを)つないでくれたらうれしい」と話した。