薮田が練習試合で好投 CSファイナル初戦の先発へ順調
「練習試合、広島15-2JR西日本」(11日、マツダスタジアム)
広島の薮田和樹投手が先発し、6回4安打1失点だった。
「序盤は手探りだった」と振り返った二回に死球が絡んで1失点。三回も失点にはつながらなかったものの、9番打者に四球を与えた。それでも修正を図りながら試合をつくった。「中盤以降はストライクが投げられるようになったし、変化球の精度も悪くなかった」。91球を投げ、CS前最後の調整登板を終えた。
中継ぎとして開幕を迎え、先発に配置転換されたシーズンは15勝3敗。勝率・833で、自身初タイトルとなる最高勝率を獲得した。
中6日で18日のCSファイナル初戦に先発する見込みだ。昨季、成し遂げられなかった日本一を目指す戦いの初陣を託される。「シーズンと同じように入っていきたい」と前を見据えた。