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中崎&今村 Wストッパー 33年ぶりの悲願へ 二枚看板”に託す

 並んで練習する中崎(右)と今村(撮影・吉澤敬太)
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 広島は4日、マツダスタジアムでCSファイナルSに向けて全体練習を再開した。今季は今村猛投手(26)と中崎翔太投手(25)が、守護神を分担してリーグ連覇に貢献した。CSファイナルS、日本シリーズでは“二枚看板”のWストッパーで、悲願の日本一へ駆け上がる。

 勝利のために最善を尽くす。2週間後に迎えるCSファイナルS。レギュラーシーズンでは試合終盤を支え合った今村と中崎が、Wストッパーとして短期決戦に臨む。

 本来の守護神は昨季34セーブの中崎。しかし今季は開幕直後に腰痛症で離脱するなど、状態が上がらず今村が代役を務めた。リーグ最多の68試合に登板し、23セーブをマーク。調子を落として8月末から中継ぎに回ると、中崎が抑えに戻り、最終的には10セーブを挙げた。

 畝コーチは「状態を見て起用していた。固定しなかったという状況の中でしっかり対応してくれた」と評価した。球団で2投手が10セーブ以上を挙げたのは1999年の沢崎、小林以来。それぞれが与えられた役割に適応し、期待に応えた。

 CS、日本シリーズについては「短期決戦だからね。基本線はあるけれど、臨機応変になる」と同コーチ。2投手の調子などを見極めながら、どちらかに最終回を託す。

 中継ぎについても同様。昨年は七回に今村、八回にジャクソンという継投が確立されていたが、日本ハムとの日本シリーズで今村とジャクソンは6連投。結果的にジャクソンが6戦目でつかまり、敗戦した。今年は順番に固執せず、状態を見ながら投入していく。

 「どこで投げても勝たないと意味がないので、抑えるだけです」と今村。中崎も「いけと言われたところでいくだけ」と頼もしい。

 中継ぎ、抑えを経験し、新たな発見も見つかった。今村は「いろんな経験ができた。試合の中での考え方やリズムなど中継ぎとは違った感覚がありました」と収穫を口にする。中崎も同じだ。「テンポが抑えと中継ぎでは違う。そういった感覚は今後も生きてくると思う」と手応えを感じている。

 この日は全体練習に参加。キャッチボールやダッシュなど軽めの練習で汗を流した。今村は「試合まで時間がある。自分の状態を見つめ直して、しっかりと準備していきたい」とじっくりと万全の状態に仕上げていく。鉄壁のWストッパーでCSファイナルS突破、33年ぶりの日本一へ導く。

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