松山、メンドーサ撃つ!昨季日本Sで三振も不問、バースデーV決める

 37年ぶりのリーグ連覇は、すぐそこまで迫っている。広島の優勝へのマジックは「1」。歓喜の瞬間を迎える場所にぜいたくは言わない。「地元ではないですけど、あした決めたい」。18日に32歳の誕生日を迎える4番・松山竜平外野手(31)が17日、バースデーVを誓った。

 この日は台風18号の影響で本拠地でのヤクルト戦と阪神-中日(甲子園)も中止。そのため、胴上げは18日の阪神戦(甲子園)以降に持ち越しとなった。頂点の座は自らの手でつかみ取れという天命か、直接対決で決めるチャンスを迎えた。

 相手の予告先発はメンドーサだ。昨季の日本シリーズ第2戦で1打席だけ対戦し、三振に仕留められた。「やっかいな投手ですが、自分の打撃ができれば結果もついてくると思う」。過去の結果は好調の松山にとって何の問題もない。9月成績は打率・479、4本塁打、17打点。鈴木の負傷離脱後も主砲としてチームの勝利に貢献し続けている。

 決戦に向けて、マツダスタジアムに隣接する室内練習場でノックや打撃練習などで調整。「昨日(16日)は1打席目(結果は中飛)、緊張してバットの出が悪かった。しっかりと1打席目から普段通りの打撃ができるように準備した」と反省を生かして臨む。

 悲願の頂点まであと少し。鯉のアンパンマンが自身の誕生日にヒーローとなり、地元で待つファンに感動の瞬間を届ける。

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