V王手の広島が先制 丸が2点タイムリー

3回広島1死満塁、先制の右前2点適時打を放つ丸=マツダスタジアム(撮影・堀内翔)
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 「広島-ヤクルト」(16日、マツダスタジアム)

 優勝マジック「1」の広島が三回に丸の2点タイムリーで先制に成功した。

 この回、先頭の会沢が中前打で出塁。藪田の犠打の後、田中の四球と菊池の二塁内野安打で1死満塁の好機となると、丸が右前への2点先制打を放った。

 一方、先発の藪田は初回、先頭の山崎に四球を与えたものの後続を寸断し得点を許さなかった。

 この日は雨天の影響によるグラウンド整備などで試合開始時刻を午後2時から午後2時半に遅らせて試合が開始された。午前11時頃には、雨が降る中、球場が開門するとVの瞬間を見届けるため駆けつけた広島ファンが球場内へ。ほぼ同じタイミングで、甲子園で予定されていた阪神-中日戦の雨天中止が場内アナウンスされた。

 正午に客席への入場が開始されると、ポンチョを着たファンらが席に着き始めた。

 広島はこの日の試合で勝つか引き分ければ連覇が決まる。

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