野村『平常心』で2年連続2桁星へ 阪神と直接対決も「いつもと変わらない」

 広島の野村祐輔投手(28)は平常心で虎狩りに臨む。2位・阪神との直接対決初戦の5日に先発。4日、マツダスタジアムでの投手指名練習を終えると「いつもと変わらない。回の先頭打者だったりを、しっかりと抑えていくだけ」と汗をぬぐった。

 6・5差で迎える一戦。勝敗がその後のチームの勢いに影響すると言っても過言ではない。また、自身にとっては2年連続2桁勝利に王手をかけて臨むマウンドでもある。自らの投球を心掛けることが、白星への最短距離と知っている。

 阪神戦は今季3試合に先発し、2勝1敗ながら防御率は5・29。さらに5日から1軍に復帰する西岡とは9打数4安打で打率・444と相性は決して良くない。「(相手の)調子は一試合一試合、違うので」としながら、西岡の打撃次第で猛虎に火が付くだけに、細心の注意を払って対峙(たいじ)する構えだ。

 先発の柱と期待されて今季を迎えた。腰痛で一時離脱したもののコンスタントに6回以上を投げ、試合をつくってきた。加えて「経験もある」と力を込める。連覇への大一番に向けて気負いはない。

 「一試合一試合、プレッシャーはある。(5日が)特別どうこうはない」。サラリと言い放った言葉が頼もしい。

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