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薮田、菅野に投げ勝ちプロ初完封「絶対、先にマウンド降りたくなかった」

安部友裕(左)からウイニングボールを受け取る広島・薮田和樹=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
お立ち台で笑顔を見せる広島・西川龍馬(左)と薮田和樹=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「広島1-0巨人」(12日、マツダスタジアム)

 広島・薮田が巨人・菅野との緊迫した投手戦を制して、プロ初完投初完封勝利を挙げた。

 初回、先頭打者にいきなり四球を与える不安定な立ち上がり。三回には2死から連打を浴びて一、三塁。続く四回にも無死から連続四死球を与えるなど1死二、三塁と、序盤はピンチの連続だったが、そこから粘りを発揮。150キロを超える速球を主体に押しまくり、ホームベースだけは許さなかった。

 八回にも先頭打者にヒットを許し、九回にも1死から走者を出したが、終盤になっても球威は衰えをしらず、西川のソロアーチによる“虎の子”の1点を守り切った。終わってみれば、9回を119球、4安打6三振のうれしい初完封で、11勝目(3敗)を挙げた。

 お立ち台に上がった薮田は「苦しい展開になると思ってたんで、何とかゼロでつなげていけてよかったです」とプロ初完封の味をかみしめた。4安打に抑えた自身の投球については「先頭への四球とか、四死球もたくさんあって、2ケタ安打ぐらい打たれているようなピッチングだったんですけど、野手の方がしっかり守って下さったのでよかったです」と野手に感謝した。

 ハーラートップの12勝を挙げている巨人・菅野との対戦となったが、「絶対、菅野さんより先にマウンドを降りない気持ちで投げました」と球界を代表するエースに投げ勝ち、胸を張った。

 記念のウイニングボールをどうするかを聞かれると、「これから考えます」と初々しさものぞかせていた。

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