堂林1軍生き残る「高ぶっている」地元・愛知で竜撃ち猛アピールじゃ

 広島の堂林翔太内野手(25)が7日、背水の覚悟で8日からの中日3連戦(ナゴヤドーム)に臨む。5日のDeNA戦(横浜)から1軍に昇格し、代打で2試合に出場したが2三振に倒れた。先発投手と入れ替わりでの再登録だけに、地元で結果を残して生き残りへアピールする。

 約2カ月ぶりの1軍戦だった5日のDeNA戦(横浜)。八回、「代打・堂林」のアナウンスに、球場はこの日一番の大歓声に包まれた。「たくさん、ファンの人の声援をもらいました」。だからこそ、プリンスは次戦へ向け「結果で返していかないといけない」と決意を新たにした。

 6月4日、チーム事情により出場選手登録を抹消された。「悔しさはありました。でも、それを忘れずにやってきた」。打撃状態が下降線をたどっていたわけではない。無念の思いを新たなモチベーションに変え、ウエスタンでは打率・346、7本塁打、32打点と結果を残した。

 昨季終盤から新井に弟子入りした。由宇での2軍戦は時折、テレビ中継されており、マツダスタジアムでの練習の合間に、新井が画面を注視することがあった。1軍合流後には「いい感じだな」とも声をかけられた。手応えはある。

 今回の昇格は先発だった高橋樹に代わってのもの。11日からの巨人戦では先発が1人足りないため、8日からの中日3連戦では生き残りをかけて結果を追い求める。巡ってきたチャンスだ。逃す訳にはいかない。

 「気持ちは高ぶっている。自分がやることは1軍でも変わりないです」。地元・愛知で鯉党の期待に応え、自らの道を切り開いていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス