広島快勝、阪神とのゲーム差は再び「9」 今村が40分超の中断を経て締める

5回、丸の左中間への3点適時二塁打で一走・菊池も生還する
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 「広島6-3中日」(22日、マツダスタジアム)

 広島が快勝し、この日敗れた2位・阪神とのゲーム差を再び「9」に広げた。試合は広島4点リードの九回、中日攻撃中の1死走者なしの場面で、大雨のため中断。40分超のインターバルを挟んでの再開となり、そのままマウンドに上がった今村はビシエドに特大ソロを浴びたものの、後続を断って試合を締めた。

 先発の薮田は6回2失点で9勝目をマーク。2桁勝利に王手をかけ「10勝で終わるつもりはないですし、まだまだ通過点だと思っています」と力強く宣言し「ウチの打線なら大量得点をしてくれると信じて投げた。感謝しかないです」と、味方打線への信頼を口にした。

 広島打線は四回、2死一、三塁から松山の内野安打で先制。一塁ヘッドスライディングで、ヘルメットもサングラスも吹っ飛ぶ激走だった。1点リードの五回には、会沢の適時二塁打と丸の満塁走者一掃タイムリーで4点を追加して試合の大勢を決め、5-2の七回にも安部のタイムリーで1点を追加した。

 中日は、5点ビハインドの六回にゲレーロがキング独走の27号2ラン。最終回のビシエドとの助っ人アベック弾も勝利には繋がらなかった。

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