育成出身広島バティスタ、1軍初打席で逆転2ラン 2日に支配下契約締結
「交流戦、広島-ロッテ」(3日、マツダスタジアム)
2日に今季を含めた6年契約で支配下選手契約を結んだばかりの育成出身助っ人、広島のサビエル・バティスタ内野手(25)が、1軍初打席で本塁打を放つ鮮烈デビューを飾った。
1点ビハインドの六回、無死2塁で代打として登場。真ん中外寄りの直球を叩いた打球は、バックスクリーン右に突き刺さる逆転2ランとなった。バティスタは「パワーには自信があるので、コンパクトにスイングすることを心掛けました。逆転につながるホームランになったので、最高の結果になりました」と振り返った。
ドミニカ共和国のカープアカデミー出身のバティスタは、15年秋に練習生として初来日。今季は育成選手としてウエスタンで39試合に出場し、打率・363、14本塁打の好成績を残して念願の支配下登録を勝ち取った。