中村祐、狙うぞ東京凱旋星 思い出の東京ドームで田口に投げ勝つ

 広島・中村祐太投手(21)が25日、地元・東京での登板を心待ちにした。幼少時代はヤクルトファンだったが、巨人の高橋由伸(現監督)に憧れていた。28日・巨人戦(東京ドーム)に先発予定の右腕は「小さい頃から見ていたチーム。特別な感じがします」と晴れやかな表情で話した。

 小学生の頃は祖父からチケットをもらい、東京ドームをよく訪れたという。中学時代にはシニアチームの練習でマウンドに立った経験もある。「どういう感覚だったかは全然覚えていない」と笑うが、4番・阿部との対決は特別だ。「変な感じはある。すごいホームランバッターというイメージ。映像を見てイメージが湧きました」と心を躍らせる。

 持ち前の負けん気にもあふれている。巨人先発予定の田口は高卒4年目の同級生。「いつか投げ合いたいと思っていた」という対決が近づき、「同級生には負けたくない気持ちが強い。しっかり打者に向かっていってゼロに抑えたい」と対抗心を燃やした。

 プロ初登板初先発からの2戦2勝は球団史上初の快挙。ただ「結果的に勝ちが付いているだけ。仕事ができているとは思わない」と冷静だ。「次は先に点を与えないように自分の投球をして勝ちたい」と続けた。若き右腕が巨人打線にも真っ向勝負を挑む。

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