菊池、打率急浮上 昨年8月以来の5安打 打率は・189から・279へ

7回、2ランを放ち、ガッツポーズで一塁を回る菊池
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 「巨人6-9広島」(11日、東京ドーム)

 広島が14安打9得点で巨人を破った。試合前まで打率・189の菊池が、今季1号2ランを含む5安打3打点の活躍で打線を引っ張った。

 「久しぶりに打ちました。1打席目出たんで気持ちが楽になりました。打撃で貢献できてなかったんで、なんとか食らいついていこうと思った」

 初回に巨人・菅野から放った右前打をきっかけに四回に中前打、五回には遊撃内野安打、六回には勝ち越しの中前適時打に七回は結果的にダメ押しとなった1号2ランを左翼席に運んだ。昨年の8月7日・巨人戦(マツダ)以来の5安打を記録した。

 WBCでは攻守で活躍。開幕してから堅守は健在だが、打率が上がらなかった。眼下の敵を破り「僕にとってもチーム、ファンの方も大きいと思っています」と喜んだ。これでチームは1分けを挟んで8連勝で首位を快走する。「神ってます、(投打が)だんだんかみ合っているのかなと思うのですが、僕だけかみ合ってなかった。明日、練習して打てるようにしたい。相手がどこであれ勝ちたいという気持ちを前面に出して戦っていきたい」と前をみつめた。

 この日の5安打で打率は・279まで急浮上。世界が認める守備の達人は、打撃でもチームの勝利に貢献する。

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