新井、菊池、誠也がトークショー「最高の1年でした」

ディナートークショーを開催し、笑顔でシーズンを振り返る(左から)新井、菊池、鈴木=広島市・ANAクラウンプラザホテル広島
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 広島の新井貴浩内野手(39)、菊池涼介内野手(26)、鈴木誠也外野手(22)が18日、広島市の「ANAクラウンプラザホテル広島」でディナートークショーを開催した。

 会場を埋め尽くす500人が集まったディナーショーは、応募開始から45分で完売するほどの人気。3選手の登場で場内は熱気に包まれ、しばし鳴りやまないほど歓声が飛んだ。会の中では優勝パレードで起きた“事件”や、25年ぶりのリーグ優勝に輝いた1年を回顧。

 史上47人目の通算2000安打に、同42人目の300本塁打も達成した新井は「夢のような最高の1年だった。どちらの試合も勝ちゲームにしてくれて、素直に喜べました。充実というか、本当に最高の1年でした」と感謝した。

 「2番・二塁」で141試合に出場し、リーグ最多181安打を記録した菊池が「前の年が悪くてプレッシャーがある中で、本当に苦しんだ1年でした」と言うと、会場からは驚きの声が漏れた。犠打は昨年の49から23に半減。無死一塁で犠打の指示は少なく、進塁打など超攻撃的な役割を求められた。「新しいスタイルを探しながら、苦しい1年だった」と、必死に戦ったシーズンを振り返った。

 また、鈴木は流行語大賞にも輝いた「神ってる」の言葉に、複雑な思いも口にした。「その言葉で覚えてもらったのはうれしいけど、“また神った”とか言われと、マグレだと言われているようで…」と苦笑いしながらも、ブレークした1年に充実した表情。「どんどん成長したいと思って1年やって、うまくなりたいという気持ちが結果に出た。自分が思っていた以上の成績を出せてうれしかったです」と笑顔で話していた。

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