ドラ5アドゥワ WBC出たい 「もちろん日本で」 ダルに憧れメジャーも視野
広島からドラフト5位で指名されたアドゥワ誠投手(18)=松山聖陵=が12日、WBC出場に意欲を示した。
ナイジェリア人の父を持つハーフ。現在の国籍は日本とナイジェリアの2つを持ち、選択期限の22歳までは国際大会にどちらの国でも出場できる。だが、WBCについては「できれば入って行きたい。もちろん日本で」と生まれ育った地を選ぶ。
身長196センチ。手足が長く、投手として理想的な体形。米大リーグ・レンジャーズのダルビッシュを憧れの投手像とし、「目指すなら上を目指したい」とメジャーへも目を向けた。
現在は、高校のグラウンドでキャッチボールやウエートトレーニングなどを行い、1月の新人合同自主トレに向けて調整中。広島で夢の第一歩を踏み出す。