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4番松山がアンパーンチ!エルドレッドもガツン!四回の2発で大谷粉砕

 「日本シリーズ・第1戦、広島5-1日本ハム」(22日、マツダスタジアム)

 勇気を与えた。広島・松山竜平外野手が拳を握る。エルドレッドはほえた。大谷の直球を仕留めて、夜空に描いた2本のアーチ。左右の大砲2人が、32年ぶりの日本一へ力強い号砲を挙げた。

 1点リードの四回無死。新井に代わり、4番に起用された松山が口火を切った。「いつもは4番目の打者と思うけど、今日は4番打者として気持ちから入った」。2ボール。真ん中に入ってきた獲物を一振りで仕留めた。

 155キロを捉えると、右中間へライナーが伸びる。「速い球に振り負けないように力強いスイングができた。最高のバッティングだった」。真っ赤なスタンドへ突き刺す日本シリーズ初アーチは、自画自賛するほど完璧な一発だった。

 13年6月18日には、マツダスタジアムで大谷にとってプロ初被弾となる本塁打を放った。あれから3年後。今度は大谷に日本シリーズ初被弾となる本塁打を浴びせた。

 興奮が冷めやらぬ1死後。エルドレッドが外角への149キロを逆らわずに打ち返した。「コースは考えず、速い球を想像していた。センター中心の打撃を心掛けていて、良いポイントで打つことができた」。中堅右へのソロ本塁打。大谷が表情をゆがめると、球場のボルテージは最高潮に達した。

 チーム全体で取り組んできた大谷対策が生きた。170キロ以上の打撃マシンを相手に、バント練習などを行って目を慣らしてきた。「ああいう練習はウソをつかない」と松山。地道な努力は最高の形で結実した。

 今後の展開次第では、投手・大谷と再び対戦する可能性がある。ただ、相手にとって最大の武器である直球を完璧に打ち返した。与えたインパクトは計り知れない。再び相まみえたとしても、もう臆することはない。

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