広島25年ぶり日本シリーズ進出 41年前の初V記念日10・15に決めた

勝利の瞬間、ガッツポーズを見せる広島・新井貴浩=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)
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 「セCSファイナルS・第4戦、広島8-7DeNA」(15日、マツダスタジアム)

 リーグ王者の広島がDeNAの猛追を振り切り、辛勝。これでアドバンテージの1勝を含んで4勝に達した。シーズンの勢いそのままにCSファイナルS突破、25年ぶりの日本シリーズ進出を決め、32年ぶり日本一への挑戦権を得た。

 試合は田中で始まり、田中で締めた。初回に田中の四球出塁後、新井、鈴木の連続適時打に、エルドレッドの3ラン。さらに打者一巡後、田中の右前適時打で6点を奪った。二回に右前打、三回に四球を挟み、五回は2死二塁から左前適時打。リードを4点に広げた。CSファイナルS通算12打数10安打、5四球。打率・833で突破の原動力になった。

 先発の岡田は5回8安打4失点(自責3)。自らの失策などミスも絡んだが、なんとか粘りリードを守って降板。以降は一岡が2失点、今村が1失点で1点差に迫られたが、ジャクソン、中崎がしのいだ。

 10月15日は41年前、1975年に球団創立25年目で初のリーグ優勝を飾った記念日。カープにとって特別な1日に、パ・リーグチームより一足早く、25年ぶりの日本シリーズに進出を決めた。相手は日本ハムか、ソフトバンクか。32年ぶりの日本一を懸けた戦いは、22日からマツダスタジアムで始まる。

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