誠也 3割30発100打点へ自然体 あと1発5打点「いけばいいかな」

 広島の鈴木誠也外野手(22)が打率3割、30本塁打、100打点を視界に捉えている。26日の時点で打率・337、29本塁打、95打点。残りは2試合。「いつも通りにやるだけ。いけばいいかなというくらいの気持ち」と自然体を強調した。

 打率3割以上は決定的で、残るは本塁打と打点だ。6月にはサヨナラ本塁打2本を含め3試合連続の決勝弾。10日の巨人戦(東京ドーム)では、自身初の2打席連続本塁打で悲願を手繰り寄せた。

 30本塁打まであと1、100打点まであと5だ。今季を振り返り「たまたまホームランになっているだけ。狙ってもうまくいかない」という。心がけてきたのは、自分のスイングをすることだけに集中すること。大台が目前になっても心境に変化はない。

 26日は休日を返上してマツダスタジアムを訪れた。「達成すればまた上の目標ができるし、できなければこれが次の目標になる」と気負いはない。平常心でグラウンドに立つ先に、明るい結果が待っている。

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