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広島・倉、引退試合がノーゲーム「僕らしくていい」 ヘッドスライディング披露

雨天中止となり、水たまりにヘッドスライディングし、ファンの声援に応える広島・倉義和=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
試合直前、緒方孝市監督(右)と笑顔でタッチを交わす広島・倉義和=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
雨天中止となり、ファンの声援に手をふって応える広島・廣瀬純(右)と倉義和=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「広島-ヤクルト」(25日、マツダスタジアム)

 広島の倉義和捕手(41)=2軍バッテリーコーチ兼任=が、前代未聞の“引退試合”で19年間の現役生活に幕を下ろした。

 「8番・捕手」でスタメン出場。大声援を贈られながら試合が始まると、黒田と2007年9月27日・ヤクルト戦(広島)以来、9年ぶりにバッテリーを組んだ。先頭の坂口に対してストライクが入らず、ストレートの四球で歩かせた。ここで緒方監督がグラウンドに出て、石原との交代を告げた。ベンチに戻る倉に対して、選手全員がベンチ前に出て拍手で出迎えた。

 試合はこの回、2死三塁の場面で降雨中断。1時間20分待ったが、午後3時3分に降雨ノーゲームが決まった。試合後は、新井の“証言”では「倉さん自らが行きたいと言ったから」と、促されるように倉がホーム付近へ。手を振りながらベースを一周すると、ホームにヘッドスライディングして球場を湧かせた。

 振り替え試合は10月1日に組まれる見込み。倉はこの日が最後の出場になる見込みで、記録上には“残らない”引退試合となったが「僕らしくていいんじゃないですか。最後は笑顔で終わりたかった」と充実の表情で振り返った。超満員となったファンも大きな拍手が送られ、次々に「ありがとう」の声が届けられた。「全部込みでさすが倉さん。いいものを見せてもらった」とは新井。19年間チームを支えたベテラン捕手が記録より、記憶に残る幕引きで現役生活を終えることになる。

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