広島 好調打線が止まらない ヤクルト山中を早々とKO 史上最速Vも見えた

4回、本塁打を放ち迎えられる広島・松山=神宮球場(撮影・堀内翔)
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 「ヤクルト-広島」(4日、神宮球場)

 カープ打線が止まらない。三回に2点を先制した広島は四回、松山竜平外野手(30)9号、会沢翼捕手(28)の7号の2本のソロ本塁打で追加点を奪った。

 まずは先頭の松山が1ストライクから2球目、真ん中に甘く入ったスライダーを右翼スタンドに運んだ。「打ったのはスライダー。前のスライダーをミスショットしてしまったので、捉えられてよかったです」と松山。

 さらに1死後、会沢はフルカウントからの8球目、内角高めの直球を左翼スタンドに運んだ。「打ったのはストレート。塁に出ることだけを考えて打席に立ちました。ホームランになってよかったです」と振り返った。

 続くヘーゲンズも左前打で出塁し、早々とヤクルトの先発・山中をKOした。

 デーゲームで2位・巨人が中日に敗れ、この時点で優勝マジックは「5」に減った。

 2リーグ分立後、最速での優勝は1990年・巨人の9月8日。現在、広島の最短優勝は9月7日・中日戦(マツダ)で、史上最速優勝の可能性も現実味を帯びてきた。

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