広島Vいつ?セ平均から分析 緒方監督「ファンに向け大きく報道して」

巨人に逆手勝ちで福井(左)とタッチをかわす広島・緒方監督=東京ドーム(撮影・堀内翔)
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 「巨人3-7広島」(23日、東京ドーム)

 広島が巨人に競り勝って、12球団最速の70勝に到達した。同時にリーグ優勝した1991年以来となる、マジックナンバー「20」が点灯。投打がかみ合っての勝利で、2位巨人とのゲーム差を再び8に広げた。

 広島の最短優勝は9月6日となる。2000年以降のセ・リーグで、マジック20から優勝日までの平均試合数は21試合。広島の今後の日程から考えると、9月18日・DeNA戦(横浜)前後がXデーとなるか。

 この試合では2点ビハインドの五回に、安部の5号ソロで反撃。六回には投手福井の二塁打から、5安打4得点で逆転に成功した。八回にはトドメとなる菊池、丸の連弾。投げては福井が6回5安打2失点で4勝目を挙げた。リリーフ陣は今村、ジャクソン、中崎と勝利の方程式でつないだ。

 前夜23日は延長の末、今季5度目のサヨナラ負けを喫した。緒方監督は「昨日の悔しさを晴らしてくれた。その姿は頼もしく映った」と目を細めた。25年ぶりのマジック点灯については「ファンの皆さんに向けて、大きく報道してほしい。我々は最後の最後まで、143試合目まで必死に戦い抜く。自分たちの野球をやる。それは変わらない」とこれまで同様、一戦必勝の姿勢を続けていく覚悟だ。

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